釣果は、水の泡にぞ 似たりける。

もょもと

2014年11月30日 14:08

行く潮の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。貯木の淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え かつ結びて、久しくとどまる事なし。
清水の中にある魚と栖と、またかくの如し。
珠しきの江尻の中に穴を並べ、テトラを争える、高き賤しき魚のすまひは世々を経て尽きさせぬものなれど、これをまことかとたずぬれば、昔ありしポイントは稀なり。  黒鯛が、黒鯛が釣れない!!  しょうもないので、たまにはシマイサキにスポットをあててみよう  旬は今頃らしい。意外にひきはつよい 白身はきれいだが、歯応えがつよいので、少し熟成させたほうがいい  皮はうろこつきのまま、軽く乾かして素揚げ 塩で食べるといい。   身はそのまま食べるより 一手間加えた方が良いかも。そのまま食べると、かばかり とおもひて捨てにける。少しのことにも先達はあらまほしきことなり。  もう少ししっかり寒くなれば釣果も安定してきますかね  今年の港のなかは まだ少し遅れがちな気がします。


あなたにおススメの記事
関連記事